塾に通っているのに伸び悩む子


量vs質で言ったら

学習においてはもう圧倒的に

である。

テストで点数を取るまでには

①理解=自分が何を学んでいるか分かる。

定着=何も見ずに公式や文法を書き出せ、それに当てはめて問題が解ける。

活用=過去の知識と組み合わせて問題が解ける。

の3つのステップを踏む必要があって、点数を上げたい子はよくよくこのステップを認識しなければならない。

テストにもよるが「定着」の段階を達成するまで量をこなせば概ね75~80点のラインを超える。

というか定期テストであればひたすら定着を目指していれば満点までいく。

反面、塾に通っているのに伸び悩む子というのは実際よくいる。

しかも傍から見ていればサボっている訳ではなく、それなりに真面目にやっていて、だ。

そういう子は「理解」の段階で満足してしまって、「定着」の段階に入っていないことが多い。

こなす問題数が少ないというのが一番の原因だろうが、他に「やってる風」あるあるとして、

間違った問題の解説をただ写すだけ

できる問題を延々と繰り返すだけ

という事例もある。

そしてそれを勉強だと思い込んでいるから「ちゃんとやってるのに…」となるのだ。

不明点を1mmも残さない

できない問題を全てつぶす

という正しい方法で量をこなしてこそ「定着」、ひいては点数アップにつながる。

となると「その定着とやらにもっていくのが塾の仕事じゃないんか⁈」という声が聞こえてきそうだが、従来の塾の「1コマいくら」の時間的制約の中では「理解」までが限界で、「定着」は個々に任せるしかないのが現状だろう。

だから

時間無制限

小テストに合格するまで帰れない

普段週3or4、テスト前週6

等を塾の仕組みとした。

最初から子どもの自主性を信じてはいけない。

きちんと自主性を育ててから信じれば良い。


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