休日の趣味として、料理が好きだ。
毎日毎日毎日毎日、来る日も来る日も来る日も、家族のために料理をしてくれるママ勢からは
「はんっっっ」
て鼻で笑われてしまうかもだけど。
レシピを決めて、スーパーに買い出しに行って、レシピを見ながら料理を作って、食す。
この全ての過程が好きだ。
毎日やれって言われたらどうなるか分からないけど。
ともあれ、週1くらいで行うこの「(男性目線での)料理」には様々な効能が隠されている。
まず第一に頭がすっきりする。キッチンに立っている1~1.5時間の間は結構集中している、というか集中しないとおいしいものが作れないので、余分な心配事を頭に置いておく余裕がない。
私にとってのthe気分転換だ。
そして第二に、複数の工程を同時に脳内に走らせるので頭を使う訓練になる。
もう少し年を取ったらボケ防止も兼ねるようになると思うし、
何より子どもの内から一人で料理ができるようになったらどうなるだろう。
圧倒的な思考力が身につく気しかしてない。
公立中高一貫校の入試は適性検査と呼ばれるもので、ここでは詳細は避けるが、前提となる知識をそれほど必要としない試験形式だ。
前職時代、非常に対策がしづらいと思っていたが、同時に
「これ取説(取扱説明書)読める子ならいけるな」
とも感じていた。
書いてあることを理解して、
その通りに実行してみる。
これは適性検査の求める適性の正にそのもの。
今は「まず触ってみる」「困ったらスマホで検索」形式が多くなって子どもが取説に触れる機会も少なくなってしまったが、
料理があった!
レシピに書かれていることを理解して
その通りに実行してみる。
その過程で分からないことはきっとママに聞くだろう(コミュニケーション増)し、
完成したその一品はどんなに美味しく感じるだろう(自己肯定感)。
仮に失敗したとして次は改良すれば良いだけだ(反省の仕方)。
どうだろう、今週末はゆっくり子どもと料理を楽しんでみては。