塾を始めようとした時、一番の敵は英単語だった。
英単語の暗記をどうするか。
結局「英語王」との出会いがありそれを活用していくことになった訳だが、もしその出会いがなかったらどうしていたか。
とりあえず
「書いて覚える」はナシ
だっただろう。
ひたすら何回も書いて書いて書いて…
集中力を保ちながらならまだ希望はあるが、どうだろう、手は動かしながら頭の中では「推し」のことを考えてしまってはいないだろうか。
さらに、人間は忘れる生き物である。
これはもう仕方ない。
頭の良し悪しではない。
だから一回書きまくって満足していたらそれはもう
効果の出ない勉強法第1位認定
である。
ということで、今からできる単語の学習方法としては昔ながらの
単語カード
になるかなと思う。
英単語のみならず全ての暗記学習の敵は
惰性
にあると考えている。
単語カードの長所はシンプルに
順番をランダムにできること。
これが大きい。
ある程度覚えたかなという所でカードをシャッフルしてセルフテストしてみる。
覚えたものは外す。
答えられなかったもののみ覚えてシャッフルして再テスト。
単語暗記の際の惰性感はシャッフルすることで一掃できる。
加えて、後日新たな単語を覚えようとする時、以前のカードをチェックする可能性が上がる。
ノートに書いていると全く顧みないのに不思議だ。
ということで単語カード推奨派なのだがいずれにせよ
覚えようという気がなければ始まらない
と身も蓋もないことを言っておく。