暗記はスキルだ


いいですか、迷える子羊たちよ、「覚える」という作業は根性でやってもいいですが一工夫することでかかる時間を大幅に短縮できるものなのですよ。

ええ、分かりますよ。

最初はスキルだとか技術だとか言われても「面倒臭い」が先に立ちますよね。

なかなか上手くいかないと分かっていてもいつも通りのやり方でいっちゃいますよね。

分かります分かります。

だからいつか、骨身に沁みてスキルの必要性が分かったらここに戻ってきてくださいね。

とはいえそんな大げさなことではないんです。

コツとしては以下の3つ+αです。

①覚える量を減らす

書くより読む

③ランダムにチェックする

まず①について、

人間嫌なものが目の前に大量に積まれていたら誰だって嫌です。

だからせめて一度に取り組む量を減らしましょう。

一度に取り組むのは多くても10個程度でしょう。

またグループに分けられるなら分けた方がより効果的です。

次に②

これは単純に時間の問題です。

一々書いてると圧倒的に時間がかかるので、筆圧の強い子は手が疲れてしまうし、弱い子は何を書いてるのかよくわからないことになります。

書くのは最初とチェックの時の二回くらいで個人的には良いかなと思います。

「読む」というのは英単語であればスペルを言う、漢字であれば誤魔化さずにしっかり思い浮かべる。

読むのであれば短時間で何回も繰り返しができます。

最後に③

暗記モノは覚えたかどうかをセルフチェックするのが大切です。

ただその際、順番が固定されていると場所で解答を覚えてしまって本番では何の役にも立たないということが起こりがち。

そこで英単語や漢字の暗記であれば圧倒的に単語カードをお勧めします。

これはランダムにチェックができることはもちろん、

覚えたものは除外できる

これが大きい。

①にも通じる話ですが、視覚がもたらす影響は意外と侮れません。

覚えるべき枚数が目に見えて減っていくとやる気も出るのではないでしょうか。

そして+αの部分ですが、英単語を覚える時は読み方をしっかり覚えてからスペルの暗記に入りましょう。

読み方というのは器のようなものです。

器のないままスペルという内容物を入れようとしてもどんどんとこぼれていってしまいます。

また指針でもあります。

読み方が頭に入っていれば

「そうはならないでしょうよ~…」

というスペルミスは防げるのです。

さぁ、どうでしょう。

これくらいの工夫ならできる気がしませんか?


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