割とどこの塾ブログでも中学英語に関して苦戦している、というか苦言を呈しているのですがウチも例に漏れずで。
そのために、「欲張らない」を最近のテーマとしているのですが、そこから「これかな?」という感触の発想が生まれ先日から頭の中を占めています。
それが
単語と文法を完全に分離すること。
最近、数学はかなりできるのに英語がめちゃくちゃ苦手という子が入塾してくれました。
四則演算や文章題からの立式がふつうにできるなら英語の文法にも対処できるはず、何がこの子のハードルになっているのだろうと観察していて思ったのが、
「英単語を知らない」と「英文法が分からない」がごっちゃになって「英語ができない‼」になっているかも?
ということ。
文字にしてみると当たり前のような感じがありますが、じゃあその「ごっちゃ」にアプローチしたことはあっただろうか。
そこから、じゃあ単語が分からないというストレスを取り除いて文法に集中できる教材があったらどうだろうとプロトタイプを作ってみたところ、これは結構良いのではという感触です。
以前塾に勤めていた時は決められた教材でやっていくしかなかったので対症療法のような感じでしたが、現在は何でもできるのでこのような苦手の根本にアプローチすることができています。
ご家庭によってはこのように学習内容がばちっと決まっていない塾は不安と思われるかもしれません。
ですが、その子その子に応じて必要と思われることは可能な限り迅速に対応してまいります。