勉強と自転車は似ている。


最近入塾してくれた生徒が昨日、

「自分で勉強してる時はできるのにテストだとできないんですよ~」

と言っていた。

これはあるあるで、勉強を自転車に例えると分かりやすい。

「自分で勉強してる時」というのは自転車で言えば補助輪が付いていたり大人が後ろから支えている状態のことが多い。

反対にテストの時というのは正真正銘自分で自転車を漕げなければならない。

「果たして今自分は独力で自転車を漕げているんだろうか」

という見極めは自分では結構難しいのだ。

その感覚を掴んでもらうために三歩進んで二歩下がる、時には三歩下がるみたいなことをやっている。

繰り返すことは本当に大事。

何回も転んでようやく自転車に乗れるようになるのと同じで何回も間違えてください。

塾で頑張る生徒達を見ているとね、つい「あ、そこ間違えてるよ、直して直して」って先回りして言いたくなるし時には言ってしまうこともあるけど、本当はグッと我慢しなければ。

「どうしてこれが間違いなんだろう」と考える時間にこそ、子どもの頭は良くなるのだから。

そしてできることが増えていって、気づいたら遠くまでいけるようになっているよ。


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