昨日生徒が3年生のテスト範囲を持ってきてくれたので熟読。
目を引いたのが国語。
教科書からの出題が「握手」のみかつ「初見問題」との記載。
教科書からの出題が多い
国語の定期テストは暗記モノ
と断じてテスト対策の内容を考えていたけれど、これは早めに読解の仕方を伝授せねば…。
ちなみに自分で勉強する場合は
「文法」から勉強すると良い。
国語が初見の問題ばっかりになってくると、わずかであっても「ルール通りに解けば点になったかどうか確実に分かる」問題は心の拠り所になる。
ただし時間のかけ過ぎには注意。
テスト範囲の文法を習得したら「整理と対策」「新研究」等で読解問題に取り組みたいが、この勉強の仕方でセンスが問われる。センスというかごく当たり前のことだけど…。
ただただ問題解いてませんか⁉
問題を解いて「合ってたー」「間違ってたー」「次ー」
みたいな。
初見の読解問題は本文のどこに正答があるかを探す宝探しです。
丸付けの際、解説を読んでる風の子はいる。
が、本文と照らし合わせて解説を読んでいる様子の子となるといきなり数は減る。
しかし、それでもまだ全然足りない。
宝探しでどこに宝があったのかを確認して納得するのは大事だが、
宝の探し方を学ぶ方が大事じゃないかい?
具体的に言うと上記テキストには読解のポイントが単元や章の名前として書かれているはず。
「指示語」とか「要旨」とか。
そのポイントを気にして読解に当たっている子は本当に少ない。
恐らく
普段使っていることばだから何とかなるっしょー‼
というテンションだと思うのだけれど、
生活言語と学習言語は別。国語であっても。
ということで、3年生になったら国語は「多少単語を知ってる英語」のつもりで、イチから解き方を学ぶつもりで臨むと良い。
~今日の一曲~
「ボロボロで闘うリングの隅 ジリジリと燃やす裸の命 平凡をふり払い手に入れたいのは眩しすぎる陽」
チャットモンチー「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」