過去、「できるようになることを恐がっている」ようにしか見えない生徒が結構な割合でいた。
家で見せる「面倒臭い」ではない。
嫌でもやらなければならない塾で、6,7割程の定着度になって「じゃあ違う問題で試してみようか」という段階で、目に怯えが見える瞬間があるのだ。
決して私に怯えている訳ではない。
そしてかなり気をつけていないと次回塾に来る時には習得したはずの内容がゼロに戻っている。
一見訳の分からないこの症状だが、勉強以外の所で思い当たる節がある人もいるかもしれない。
なんとなーく変化を恐れる。
なんとなーく今のままがいい。
そういったことなのではないかと考えるようになった。
じゃあメリハリの仕組みではどういう対策を打てるか。
上がったことに気づかない程の超スモールステップを用意する。
が最適解な気がするな。
過去に出会ったあの子やあいつの顔を思い浮かべて、そういうタイプの子がやって来た時のために準備をする。
~今日の一曲~
「切り取ってよ 一瞬の光を 写真機は要らないわ 五感を持ってお出で 私は今しか知らない 貴方の今に閃きたい」
東京事変「閃光少女」