不思議なもので、姿勢の良さと成績は正比例する。
学年一桁順位に入ってくる子は例外なく本当に姿勢が良い。特に480点レベルの子達はその背中からオーラすら漂う。これは塾講師なら皆頷いてくれると思う。
片や、という言い方もアレだが、低得点層だと中々にひどい姿勢になってくる。ブース席で左右の壁に寄っかかりながらはザラ。合計150点を切ってくるとあごを机に乗せて、前方に投げ出した手をなんとか動かしているような状態も珍しくない。逆にしんどくね?と見ていて思う。
両極端な二つの例をあげたが、ではその境目はというと、
頬杖
だ。
成績を上げられるかどうかの一つのラインとして、頬杖がくせになっているかどうかというのはかなり信頼性が高い。
受け答えがちゃんとしている子でも勉強中に頬杖ついていたら黄信号。
意欲という以前に、姿勢を正さないと知識は脳に体に浸透していかないのだ。
勉強はしてるんだけどテストの点がイマイチ伸びない…という子はまず姿勢から振り返ってみるといい。
どんな姿勢であれ新しい知識が本を読んだだけで浸透していくマンガレベルで賢い子もたまにいるが、それはマジのマジでレアケース。
スポーツではフォームって大事よね?
勉強でもフォーム(姿勢)は大事です‼
野球やサッカーでフォームを熱心に矯正するコーチと同じように、勉強する時の姿勢についても口うるさく指導する講師がいてもいいよね。