数学の裏技的なモノを教えるかどうか


最近デンタルフロスを使っているのですが、今朝糸が歯間で引っ掛かり、危うく親不知でもなんでもない健康な奥歯をブチ抜きそうになりました。

こわかったです。

さて中3生は現在二次関数(とは中学校では言わない)の真っ最中。

二次関数で変化の割合を求める時の有名な技があります。

その導出過程は恐らく彼らが初めて目にする「数字無し、文字のみ」の式変形で、やってることはそれほど難しくないのにできるとむっちゃ賢く見えます。

それはさておき、こういった「裏技」と呼ばれかねないものをどこまで教えるかというのは塾講師は気にするものです。

円錐の表面積の求め方とか

場合の数や確率を扱う時にPやCを中学生に教えるか、とか。

その線引きは上手く言えないのですが、点数を取らせることと学力を育むことのバランスはひとつあるかなぁと考えています。

「生徒が点をとれれば別に何を教えたっていいだろう‼」

「公式の導出もできないまま便利な技だけ教えても生徒の力にならん‼」

等々極端な意見も度々目にしますが、

どっちでもいいじゃん

と正直思うので、私は生徒のためになるなら教える、ためにならないなら教えない、そして生徒によってその基準は変わる派です。


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