努力の方向性


サッカー日本代表凄かったですね‼

前半2失点で「こりゃ負けたな」なんて思ってすいませんでした‼

さて、そんな日本代表選手達もあそこまでになるにはきっととんでもない努力をしたのだろうとは誰でも思いますよね。

でも努力って何なんですかね。

私が子どもの頃は、努力する=苦しむ、という等式が世間では成り立っていたように思います。

楽しみながらやっているとそれは努力ではないと言わんばかりの大人たちがいたような。

「もっと努力しろ」を「もっと苦しめ」の意味で使っていた大人たちがいたような。

自分が子ども達に教える立場になってみると、まったくそんな風には思えず、「楽しみながら、いつの間にかやっていた努力」こそ最強で最高だなと感じています。

基本的には子ども達は勉強が嫌いですが、それでもテストで良い点を取りたいという欲はほとんどの子にあります。

そう見えなくても奥底にその欲が眠っているだけの子もいます。

その欲を刺激して勉強を自分事にし、次第に勉強に対する抵抗がなくなって、口では色々言いつつも、いつの間にか努力を努力と思わなくなる、そんな過程を描ければ最高だなと考えています。

例えば中2生では次の期末テスト(数学)の範囲の周回を終える生徒がそろそろ出てきます。

そんな生徒には「次は同じ範囲で全国の高校入試の過去問やるよ」と伝えてあります。

「えー」と言いつつ、わくわくしているのが隠せないその顔。

今の自分の実力よりもちょっと上のモノに取り組む、これが努力を努力と思わせない一番簡単な方法です。

本来子ども達はチャレンジすることが好きですから。


PAGE TOP