昨日、偶然見つけたサザンの「愛の言霊」の最近のライブ映像が良すぎて一気に5回リピートしてしまいました。
御年69歳でもまだまだ人を魅了する桑田佳祐さん、励みになります。
時に、確か「愛の言霊」は香取慎吾さんのドラマ「透明人間」の主題歌だったはずですが、なんであの頃の土曜夜9時のドラマはあんなに面白かったのでしょうか…。
金田一少年の事件簿、銀狼怪奇ファイル、聖龍伝説、サイコメトラーEIJI、FIVE、D×D、未満都市、蘇る金狼……。
懐かしい‼
さて、例によって全然話は変わりますが、塾講師も解説している最中に間違えることがあります。
特に一斉授業なんかで間違えるとホントに焦って「今日の授業はここまで~💦」としたくなるのですがもちろんそうもいかず、どうにかリカバーする術を身につけてきました。
その時の生徒の反応というのは「え、先生が間違えるの…?」という反応がほとんどなのですが、
先日Xに、こうした状況になった時に焦った講師が
「先生がどこで間違えてるか教えてくれないか?」
と生徒達に投げかけた、という投稿がありました。
そうするとその問題に手をつけられる生徒たちは点検を始め講師とああでもないこうでもないとやり取りをし出し、普段は寝ているような生徒もそのやり取りを興味深く見ていたそうです。
そして授業が終わった後の感想で多かったのが
「問題が解ける人はそこでそう考えるんだってわかって逆に普段よりも良かった」
という内容のもの。
その日のできごとからヒントを得た講師は授業のやり方を再構築し、結果そのクラスの生徒は顕著に伸びたということでした。
この投稿は非常に興味深く、
授業を自分事にする(させる)ことがいかに大切か
ということを教えてくれます。
偶発的とはいえ、この講師の「教えてくれないか」は極めて秀逸な一言でした。
普段とは力関係が逆転し、また人は本来他人に何かをしてあげることが大好きなので、その一言で一気に生徒達はその授業を「自分事」としたのでしょう。
逆にその一言が出ず、パニックになって黒板と1on1の状況になろうものなら永遠に生徒にとっては他人事です。
このエピソードから、当事者でない私でも「そしたら次の授業ではこんなんしたらいいよね」とアイディアが湧いてきますので、この講師の先生はなおさらでしょう。
生徒側の立場でも、もしこうした状況になったら「だっせー」とか「早く正しい答えを教えてよ」とか思わずに「どこで先生は間違えたんだろう」と講師のミスを自分事にして考えたいものですね。
なんなら
「ちょっと頼りないから、この先生は俺(私)が鍛えてあげよう」
くらいに思っても良いです。
よろしくお願いします。
