なかなか難しい問題でして、塾を「楽しい場所」にしようとすると一気に「ユルい塾」に近づいてしまいます。
「ユルい塾」になると途端にコントロールを失い「動物園」とあだ名される塾になってしまう可能性が高まります。
特に受験生以外はテストもなく中だるみし易い時期です。
この時期だからこそできることを強度高くやっていかねばなりません。
メリハリでは幸いにも生徒やご家族様に恵まれ、その日にやることが終わっていなければ自発的に残ってやっていくという雰囲気がありますが(当たり前と思いきや中学生でこれができるのは中々いません)、それでも尚、危機感を覚えることがたまにあります。
そんな時に塾には適さない楽しさ、むしろ「楽さ」を提供してしまうと上記のような危険性が☺をのぞかせるのです。
塾での「楽しい」はあくまで勉強を通して感じるものでなくてはならず、講師歴16年目の私も気を抜くと「楽しい」をはき違えそうになるので一層気を引き締める必要がある今日この頃。
