昨日の男子棒高跳びのデュプランティス選手、すごかったですね‼(唐突)
美しい、の一言。
もし自分に小説を書くスキルがあったら棒高跳びを題材に書く‼と決意するくらいに美しい瞬間だった。
と同時に、陸上のような自分との闘い系の競技の孤独さも存分に感じた。
ボクシングのような直接相手を負かす競技では感じない孤独。
自分はまだ余力を残している中でライバル達はどんどん脱落していく。
「あいつが跳んでるんだから負けられない‼」というモチベーションが禁じられた、圧倒的トップの世界。
過去の自分しか目標がいないなんて、どんなにか強烈な孤独だろう。
神話の世界かなんかの罰かよ、とひと度思ってしまったらもう、デュプランティスという名前や顔立ちがもう、神話味を帯びてきてしまって。聖闘士星矢にそんなキャラクターいませんでした?(世代感)
更には2回失敗してからの3回目の成功。
劇的、というかもうドラマ。
しかし、成功の後の咆哮、そして駆け寄り祝福するライバル達との抱擁。家族のもとへ駆け寄る姿。
良かった。彼は人間だった。
昨夜偶然チャンネルを合わせるまでは棒高跳びのことなんて全く知らなかったけど、今度またデュプランティス選手が跳んでいたらきっと見入ってしまうなー。