教養


「勉強なんて何の役に立つの?」

どこかで一回は耳にしたセリフである。

もしかしたら幼少期に言ったことがあるかもしれない。

ただし、それを言う子が100人いたら153人は本気で聞いている訳ではない。

「勉強なんてやりたかねーぜ、こちとらよ」

をオブラートに包んだら先の疑問文になっただけでむしろ反語(~だろうか、いや~ではない)に近い。

子ども達よ。

2,000円の30%引きと2,500円の50%引きはどっちが安いかは暗算できるようにしておきたいし、

オーストラリアから来た人とは英語で話せたら国際人ぽくて格好いいし(中学で習う英語を話せたらめちゃくちゃ褒めてくれるよ、向こうの人達‼)、

オーストラリアが南半球にある国だって事、南半球は季節が日本とは反対だって事を知ってたら話は弾むだろうし、

もしまた大震災が起こって、その時に震度やマグニチュードについて知らなかったら最悪命に関わる。

どう考えても中学校までの勉強はできた方が良い。

そしてその気になればこういったことが普通に学べる環境がいかにありがたいか、最近目に入ってくるニュースを見ていると感じる。


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