メリハリでの学習

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枝葉の部分ですが初期の構想から離れざるを得なくなってしまったことがあり、整理がてら現在の塾での学習内容を記していきたいと思います。

本来ならこういう内容で塾ブログは書くべきなのか…?

基本的に英語と数学を進め、テスト前2週間は5教科やってます。以下には2年生と3年生しか出てきませんが、それは中1生がまだゼロ人☺のためです。切実にお問い合わせをお待ちしております…。

○英語

現在の中学英語はかつてのそれとは全く異なったものになっているため苦慮している所ですが、今いる中2生たちは学校の予習と関連する文法の総ざらいを同時進行しています。今ならmustに入ったところなので、そこから助動詞の総ざらい。次はIt~for人to…なので、そこから不定詞を総ざらい。そしてテストが終わったら爆速で文法の学習を進め、3年生進級時には中学英文法が終わっている状態、そして中3生の1年間は長文読解と英作文に費やす。を理想としています。

ただし、今は英語を苦手、それも超がつくほど苦手としている子がたくさんいる状況で(定期テストで80点以上取れていてもthreeやschoolが書けなかったり)自学を基本とし、私がワンオペで生徒の学習をみるには少し工夫が必要です。

それは単語と文法を分けて学習すること。

英語は難しい…とこぼす子の大半は単に単語を知らないだけの可能性が大です。だから単語はほぼ全て注にしてやって純粋に文法、つまりルールだけを学ばせるとschoolが書けない子も英語の学習をスムーズに進めることができます。そしてルールを学んだあと、まったく同じ問題を注なしでやらせると今度は単語の学習にもなって一石二鳥です。今はこの二回目の徹底が甘いのでどうしようかと思案中。

そしてテスト前2週間で教科書準拠のワークを行う、と。

3年生は長文に特化していますが塾用教材で私が非常に気に入っているものがありまして、1つの長文で文法語法、和訳、読解、英作文がオールインワンで学べるので現在はそれに取り組んでいます。合わせてターゲットの単語カードを使って単語の土台確認中。

○数学

こちらは教科書準拠のワークを自分で学習し、できたら小テストという流れ。最初は小刻みに持って来させていたものの「質問があったら持ってくる」の形に定着。その分、小テストでの正答率や解き方を見て理解度をしっかりと確認しています。

現在2年生は、次回の期末テストの範囲の一次関数の後半の内容がワークで2周終わる生徒が出てきたので今度は学校教材の周回に入っていきます。

3年生は問題文が長文になると情報を取れなくなってしまう生徒が多いので、一次関数の通話料だったり給排水の問題だったり数学における長文問題に取り組ませています。テストまでの10日間ほどはそこと小問集合に集中させます。

2年生に対しては時折、導入だけでも一斉授業してしまった方がこちらとしては楽…‼という衝動に駆られることがありますが、過去の経験に鑑み自重しています。生徒達がひっかかるポイントに対して、最初から「そこ気をつけてね」と言って落とし穴を回避させるよりも、実際に一回ハマってもらう方が記憶には残るのです。

かと言って授業を全くしないかというとそうでもなく、主に3年生の入試レベルの問題だったり、理科の復習だったり、国語の論説文の読み方だったり、そういったものは一斉授業が効果を発揮するのでタイミングをみて実施しています。

また、数学が苦手な子に対してははじめの数分間で百マス計算をする、現時点で取り組ませても実にならないと考えられる単元は飛ばすなどして個別に対応しています。

○その他

返却されたテストを見ると漢字でちょっと驚くほど失点している生徒も多いです。漢字も塾でやらせるようにしようか、こちらも思案中。

何はともあれまだまだ1年目の塾です。コアとなる考え方は大切にしつつも柔軟に変わっていきますので、またこんなような整理記事を書きます。


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